喘息と麻酔 生活切詰
今週、病院に行って来た。
それから、生活が大きく変わった。
実は、今月末に手術が予定されていたのだが、
検査の結果、呼吸器の状態が悪いために麻酔が出来ない、ということで延期が決まった...。
あまり知られていないかもしれないが、
呼吸器に疾患が有ると、全身麻酔の挿管が難しい場合が有る。
例えば、喘息の場合、麻酔の管を入れると喉に刺激が加わり、喘息の発作が起きる可能性が有る。
手術中に発作が起こると、最悪酸欠のために脳に後遺症が残り、植物人間状態になってしまうことも有る。
そのため、麻酔科の医師がNGを出すことが有る。
僕の場合、それだ。
今月、陽性腫瘍摘出予定だったが、喘息の状態が僕が想像しているよりもかなり悪くなっていたことが判明した。そのため、リスク回避のために、手術が延期になってしまったのだ。
実は、元々この手術も昨年末にするはずだったのだが、
その頃も発作が頻繁に起こってしまい、一旦入院したものの、手術前日に聴診で雑音が有ると指摘が有り、急遽延期になったのだ。
それから呼吸器科にずっと通院していたが、手術前の最後の麻酔科によるチェックで、
NGが出てしまったのだ。
2回も手術が延期になってしまった。
身体が全身麻酔に耐えられない...。
陽性腫瘍だからまだ良かったものの、悪性腫瘍や大きな怪我が起ったら、麻酔が出来ない等と言っていられない...。
身体がキツい状態であることに対して、
会社側からも厳しい処遇を受けた。結局、食べていけない様な勤労条件を提示されて、
僕の方から「辞めます」と言うのを待っているのが分かる形となった。
コロナのご時世で経営が厳しいから、身体が悪い人間を雇い続けるメリットもないのだろう。いじめに近い電話も受け、「辞める」とその日のうちに伝えた。
残念だ、とは言われたものの、こちらも精神的にも身体的にも限界だった。
「身体が良くなったら戻ってこい」と言われたが、身体が悪い時には追い詰めて、体調が良くなったら戻れ、と言うのは余りに勝手だ...。
いきなり今週から収入が途絶えることになった。
だが、手術や治療にお金は掛かる。
切り詰めることに妥協は許されない。
どれだけ食費・電気・水道等を切り詰めるか。
初めての経験ではないが、以前は栄養失調になったので、手術前に同じ状態にならないようにするのが最大の課題だ。
安くて、身体に悪くない食材でのレシピなど、これからもアップして、
記録を残していきたい。
脚―動く、幸せ。
今日、バスから降りて家まで歩いている時、
ふと足を見て、
ー生きてる
と思った。
生きてるって、動いている、っていうこと。
それは物理的に動いていれば分かりやすいけど、
そうじゃなくても、頭が動いている、心臓が動いている、胸が上下する、
まぶたが動いている...そんな微かな動きでも、それだけで十分生きている。
僕の祖父は生まれた時から足が不自由で、
ずっと車いす生活をしていた。
だから、僕みたいに、ふと動いている足を見て「生きてる」と思う経験はなかったかもしれない。
でも、彼は、ものすごく手先が器用でよく僕に凧を作ってくれたり、
習字を教えてくれた。
その、滑らかに動く手を見るたびに、僕は祖父が「生きている」と鮮やかに感じていた。
当たり前は、実は当たり前じゃないこと。
忘れがちだけど忘れちゃいけないこと。
僕は、石のように白く、冷たくなった祖父の手を覚えている。
動かなくなった、彼の手を。
動く、それだけがどれだけ幸せなことか、信号の明かりの下でせわしなく、
振り子のように前後する脚に、感謝。
入院時に持参すると便利なもの16選(リスト付)
「人生でそう何度も入院するものじゃない」、と思われる方、
そもそも「入院」なんて全く考えもしないという方、普通に多いと思います。
突然「はい、今日から入院です」と言われて、「へ!?僕が!?」となる方も多いのではないでしょうか?
人生で何度か入院をしたことが有り、その度に「これが有ったら...」と思い続けていた僕がリスト形式で入院時の所持品をご紹介します!
※3日以上の入院を想定しています!あまり短いと色々は逆に荷物になりますよね💦
- 1. パジャマ
- 2.魔法瓶
- 3.手元用電気(読書用ランプ)
- 4.本
- 5.タオル
- 6.入浴グッズ
- 7.移動wi-fi
- 8.音楽ツール
- 9.イヤホン、ヘッドホン
- 10.ノート・筆記用具
- 11.カーディガン
- 12.ひざ掛け
- 13.スリッパ(内履き)
- 14.マスク
- 16.音の出にくいお菓子
1. パジャマ
病院で入院用に貸し出しいただくものを使用するのが一般的ですが、
良きに入りのパジャマが有ると、退院間近頃に着ると癒されます。
2.魔法瓶
給湯室が遠いといちいち行き来するのがめんどくさかったり、
看護婦さんに迷惑を掛けるのも気が引けるし...という場合ありますよね...
点滴していて移動できない場合も有るので、お湯の摂取などOKな場合は、
魔法瓶にまとまった量のお湯を確保しておくと便利です。
3.手元用電気(読書用ランプ)
病院は消灯時間が早いので、寝れないときに周りの患者さんに迷惑にならず、
かつ手元を照らせる方法として、読書用の小さなランプの持参が便利です。
ちなみに僕は、立つタイプで、懐中電灯にもなり、充電器としても使用可能な物を持って行っています。
4.本
定番の暇潰しグッズです。強い薬を飲んでいると集中できない場合も有るので、
難しすぎる本は避けています。
とは言え、普段なかなか手を出せないような超大作を読みたくなったりもするので(この前の入院時はなぜか「罪と罰」(作:ドストエフスキー)を持参してしまい笑
暗~い気持ちに笑
切り替えが出来るよう、読みたい本1冊と軽い本(雑誌や簡単な本)を1冊持っていくことをおすすめします♪
5.タオル
病院の貸し出しタオルは清潔で便利ですが、柔らかいお気に入りのタオルが有れば、
持っていくと入浴時間に幸せが増します笑
6.入浴グッズ
ボディソープやシャンプーは持ち込みの場合が多いと思いますが、
普段使うものと違ったり、売店などで買ったものを使用すると髪がバキバキになったりしますよね...それでなくても普段よりストレスな入院生活、そんな追加の打撃を受けるのは悲しすぎます...
普段使っている入浴グッズを小分けにして持ってゆくことをおすすめします。
7.移動wi-fi
病棟内はwi-fiが飛んでいない場合がほとんどです💦
これが有るか無いかで、病院生活の快適さが雲泥のさです!
病院内の場所によっては使用できないことも有ります。看護婦さんに確認してから使用しましょう!
家族へのれ連絡が取りやすくなったり、世間のニュースを見たり、音楽を聴いたりできるようになります。
8.音楽ツール
僕は携帯で聞いていますが、もし音楽用ツールを使用されている方がいる際は、
有ると暇をつぶせたり、ストレス緩和できたりします。
9.イヤホン、ヘッドホン
音楽などを楽しむとき、周りの患者さんの迷惑にならないのが最低限のマナーでルールですので、かなりしっかり音漏れ防止のイヤホンやヘッドホンを持参しています。
病院はそれでなくても静かなので、普段の設定音量でも音が漏れている場合も有ります...再生してから一度耳からイヤホンを外し、音漏れしていないか確認することをおすすめします。
10.ノート・筆記用具
これが有ると便利です。文字を書くと落ち着く場合も有ります。
11.カーディガン
あたたかいは織物が1つあると便利です。
特に冷え性の方は有ったほうが良いかもです。
12.ひざ掛け
こちらも、もし車いすで移動する可能性のために1つあると便利です。
食事の時に膝にかけておくのもあったかくておすすめです。
13.スリッパ(内履き)
履きやすく、足音が余りせず、脱げにくい物を選ぶことをおすすめします。
14.マスク
このご時世ですので、多めに持って行ったほうが良いでしょう...
16.音の出にくいお菓子
基本お菓子NGだとは思いますが、もしOK出た際には、
周りで食事をとれない患者さんもいることに想いを馳せて、
咀嚼音のしないお菓子を持参しています。
(※昔入院した際に、向かいのベットの方が夜中にポテチをぱりぱり食べていて...僕は手術前で絶食中だったので結構つらかったです...)
ちなみに僕のおすすめは、きな粉ねじりとあんこ玉です 笑 渋いかもですが笑
その他、普段服用している薬を持ってきてください、また、疾患や手術ごとに持参してくださいと言われるものが違う場合が有りますので、医師の指示に従ってください^^
以上が僕の持参する入院便利グッズでした。^^
皆さんはどんな入院グッズを持参していますか?
工夫が有れば是非教えてください♪
【カタログ】添加物・保存料なし 朝食編
朝食に何を食べますか?
寝ている間何も口にしていないプチ断食を経て、朝いきなり食物を胃に入れるわけですから、身体に優しい良く材を選んで口にしたいですね。
朝、食欲が湧かない僕の朝食食材をカタログ形式でまとめてみました。
プチ知識ですが、酵素を多く含む食品から食べてゆくのが良いそうです。
僕の場合は次の順番で食事をとることに決めています。
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①レモン水白湯 → ②フルーツ(水分多めなものをチョイスしています)→
③スムージー(今度レシピをご紹介します!) → ④ヨーグルト(豆乳)→
⑤オーツ+フレーク+ナッツ+蜂蜜
(アーモンド、カシューナッツ、くるみ、カボチャの種、クコの実)
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欧風朝食の素材を紹介してゆきます✨
レモン水
有機JAS 有機レモン果汁ストレート100% BIOCA 700ml オーガニック
♢僕はいつもこれです。レモンは防腐剤を使用している場合も多いので、
オーガニックの物を選んでいます。
五穀フレーク
もっとNippon! 北海道産五穀フレーク(プレーン)
♢原材料:玄米(北海道産)、小麦(北海道産)、大麦(北海道産産)、オーツ麦(北海道産)、大豆(北海道産)
麦より米が僕は体質に合います。先日読んだ論文では、小麦は炎症を起こす要素が有りますが(グルテンアレルギーなども、米が炎症を起こすことは今の時点では証明されていない、つまり、身体に負担が少ないのだそうです。
有機オーツ
日食 オーガニックピュアオートミール
♢僕のお気に入りのオーツ。
海外の物も含めて色々食べてみましたが、この小粒さが、アーモンドミルクや豆乳を掛けた時に絶妙にひたひたさを生み出すのです 笑 おすすめです!
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(健康にはBetter!)☆☆
Biokashi ビオカシ オーガニック 植物油・食塩不使用 5種の生ナッツミックス
クコの実
有機 ドライ ゴジベリー クコの実(Grace Nature)
♢このブランドはパウチがジッパーで保存しやすいのが便利◎
クコの実は抗酸化作用も有り、東洋の健康の秘訣の1つともいわれる食材です。
クコの実は常温で置いておくとベタベタになることが有るので、冷蔵庫で保管してます
かぼちゃの種
有機かぼちゃの種(アリサンAlishan)
♢かぼちゃの種は血中コレステロール値の上昇を抑えるノール酸など、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。◎意識して取るようにしています。
加熱すると劣化してしまうので、生の物を摂取するようにしています。
蜂蜜
♢今迄色々食べてきた中で一番おいしかったのがこちら。👑
オレンジフラワーの香りが口の中に広がって何とも言えない美味しさ!
Mielizia(ミエリツィア) イタリア産オレンジの有機ハチミツ
♢ちなみに、カロリーが高く、摂取のし過ぎは危険ですが非加熱の生の蜂蜜は消炎作用も高いので、呼吸器の炎症が酷い時、治り掛けの時に少量摂取しています。
【北欧産】Pasaka 生はちみつ 300g
天然非加熱 自然保護地区 百花種の蜂蜜 夏の季節
♢蜂蜜は原産国によっては混ぜ物をしている可能性も有ったりと、
国によって設けている基準が違うので、どの国から輸入されてきたものを選ぶかも重要です。僕の場合、東欧、北欧、フランス、イタリアなどの物を比較的選んでいます。
※中国、アメリカなどの物は混ぜ物が入っている場合もまれにあると聞きます...
※蜂蜜だけで何ページも書けそうです笑 今度機会を見つけて別途蜂蜜だけ紹介します!
豆乳ヨーグルト
大豆に含まれるイソフラボンはがん抑制作用や、長寿に関連していることが認められており、積極的に取りたい食物!
また、コーカサス地域にも長寿の方が多いそうですが、ヨーグルトも長寿の秘訣だそうです◎この大豆×発酵菌の作用が身体に悪いわけがない!ということで、
乳糖(動物性乳に含まれる糖)が消化できない僕は毎日欠かさず食べています。
(一昔前は豆乳ヨーグルトは製品の不安定さや保存がきかない等の課題を抱えていましたが、今では工場での生産も可能になり、スーパーでも目にすることが増えました)
採用する菌などによって身体に合う、合わないは有ると思うので、ご自身に合うものをお選びください!僕が良く食べるのはこちらです。
マルサン 豆乳グルト
豆乳
マルサン 有機豆乳無調整
♢安心して飲めるのでいつもこちらを購入しています。
グリーン&アイ ブランドでもかなりコスパの高い有機豆乳が出ています(188円)が、お近くに有るとは限らないので(;^_^A
僕は基本的にマルサンさんです。結構消費するので、これ以上高いお洒落なブランドだと、お財布に厳しいです笑 躊躇せず使える価格帯が有りがたいです。
アーモンドミルク
♢こちらも、お菓子の手作りや、オーツやフレークに掛けたりとかなり日常使いしています。少し保存料や添加物の心配は有りますが...
コスパ重視で選んだ結果、いつもこちらを購入しています!
アーモンド・ブリーズ 砂糖不使用
いかがでしたか?
朝食は1日の基盤になる大切な食事。
出来るだけ身体に優しい食材、製品を選んで、健やかな1日を過ごしたいですね!
ミニマリストについて。(リスト付)
という言葉が広く知られるようになったのはそれほど昔の話ではない。
僕はどちらかと言えば「ミニマリスト」に分類される。
自分で決めてそうなったわけではない。
定期的に持病で大きな発作を起こしたり、
職場でも「死」を時々目にしてきた僕にとっては、
「死」がいつ「次はお前だ」と指を差してきても可笑しくないと思っている。
それで、気が付けばそこまで物に執着が無くなっていた。
だって、いきなりぽっくり行った時に、訳の分からないものが溢れているせいで、
知られたくもない事を家族が知ったり、遺品を整理するのが大変だったりするのは嫌ではないか。
やっぱり、旅立つときはスマートに。
20代でいっぱしにそう思ってきた。
そんな僕が手元に置いているものはすごく少ない。
ミニマリストを目指している方の参考に少しでもなれば嬉しい。
そして、この所持品数は僕の理想で、これ以上でも以下でも落ち着かない。
(ちなみに、いつも物が少なすぎて、妹からは「ショーシャンク(アメリカの牢屋の1つ)だね、部屋」と言われてしまう。)
所持品リスト
衣服
□黒のタートルネック 4枚
□白シャツ 3枚
□Tシャツ 4枚
□黒いズボン 3枚
□セーター 3枚
□カーデガン 2枚
□黒の冬コード 1枚
□ダウンジャケット 1枚
□黒のトレンチ 1枚
□革靴 1足
□黒いスニーカー 1足
□長靴 1足
□黒帽子 1つ
□黒皮手袋 1セット
□毛糸帽 1つ
□マフラー 1つ
□スリッパ 1セット
□黒のショルダーバッグ 1つ
□黒のリュック 1つ
□スーツケース(小) 1つ
□スーツケース(大) 1つ
□財布 1つ
□腕時計 1つ
その他に、下着各約5つずつ。
家具
□折り畳みベッド 1つ
□机 1つ
□椅子 1つ
□ハンガー 20個
□電池式ランタン 1つ
キッチン用品
□薬缶 1つ
□フライパン 1つ
□鍋 1つ
□ピーラー 1つ
□お玉 1つ
□箸 1膳
□フォーク、ナイフ 各1つ
□スプーン 大1つ、小1つ
□皿 1枚
□ココット皿 2つ
□ボウル 1つ
□マグカップ 1つ
□コップ 1つ
□タンブラー 1つ
□包丁 1つ
□まな板 1つ
□タッパー 4つ
□電子レンジゆで卵器 1つ
□電子レンジ用炊飯器 1つ
寝具
□枕 1つ
□シーツ 2枚
□掛シーツ 2枚
□布団 1つ
□毛布 1つ
□ひざ掛け 1枚
□パジャマ 2セット
電化製品
□電子レンジ 1つ
□冷蔵庫 1つ
□ドライヤー 1つ
□アイロン 1つ
□ミキサー 1つ
□体重計 1つ
□懐中電灯 1つ
□置時計(目覚まし) 1つ
通信機器
□iPhone SE 1つ
□iPad 1つ
□iPad用キーボード 1つ
□ノートパソコン 1台
□ポータブルwifi 1つ
□イヤホン 1つ
掃除器具
□掃除棒 1つ
□ウェット・ドライシート 各1つ
風呂用品
□バスタオル 3枚
□フェイスタオル 2枚
□手拭きタオル 2枚
□バスマット 1つ
□ボディソープ 1つ
□シャンプー 1つ
□コンディショナー 1つ
□洗顔せっけん 1つ
□化粧水 1つ
□剃刀 2つ
その他
□本 かなり...
本は紙が良いので相当量実はあるが、
収納に入る量と決めている。(整理はしている)
□文房具 ノートや筆記用具等 仕事で必要な分は有る
□薬
□薬ケース
□身分証関係
大切にしている事
食品には気を使って、ケチらないようにし、身体に良いものであれば多少高くとも
そちらを買うようにしている。
身体が何よりの資本だ。
何より、健康で元気な未来の自分になるために投資したい。
「喘息です」バッジについて。
飛行機の中で起こったこと。
僕が、仕事をしていた知床から関東(鎌倉)に飛行機で戻った時、
僕は長い外作業の日々の中ですっかり呼吸器を痛めていて、
病院にもかかっていた。
病院ではPCR検査もして、新型コロナウィルスではないことは証明されていた。
だが、呼吸器の専門医のいない病院であったため、
応急処置のみで、両親のいる関東に帰省したのだ。
だが、航空機の中はもともと空気が薄い。
離陸してしばらくすると、咳が止まらなくなる。
吸入器を握りしめて、使う程程くなるか様子見していると、
1座席開けて隣に座っていた初老の男性が僕のことをずっとジロジロと睨んでくる。
険悪なまなざしに、悪いことをしているような罪悪感を感じた。
咳で体力も消耗して焦っている中で、
近くの客の冷たい、睨む視線に、普段であればまだ使用しない段階で
吸入器を使用した。
吸入の様子を見て、男性もやっと僕が喘息だと気が付いたのだろうか、
今迄睨んでいたことを無かったことにするかのように
プイっとその後はずっと僕を無視して別の方向を見ていた。
正直、何も悪いことをしていないのに、知りもしない人から睨まれたりするのは
怖い。
これで、仮に僕がポイ捨てしてるとか喫煙してるとかならわかるが、
そうでもないのに急に睨まれるのだ。
新型コロナウィルスが蔓延し始めてから、
僕の様な経験をした喘息患者はかなり居るとメディアでも見かける。
中には背中を突き飛ばされたり、怒鳴られたケースも有るのだそうだ。
その体験で「怖い」と初めて感じた僕は、
「この咳は喘息です。うつりません。というキーホルダーを独自に作成し、
どこに行くにも鞄に着けて出かけるようにしている。
そして、やむを得ない移動などの時は、キーホルダーの文字が見える形で
鞄を座席やひざの上に置くようにしている。
その後、同じ問題は幸い発生していない。
咳が出てしまうときも、周囲の人の視線が自然とそのキーホルダーに向くのがわかる。
小さな工夫でお互いが安心できればいいと思う。
それに、新型コロナウィルスではなくても咳が出る疾患は色々とあるということも、
より多くの方に知っていただきたいと思う。
薬の誤飲の防ぎ方(看護婦さんに教えていただいた方法)
去年の12月に入院していた時に看護婦さんに教えてもらって
「これは良いな!」と思った薬の誤飲予防方法が有るのでご紹介したいと思います。
①薬を診療科・摂取時間別に分けて保管
この写真の様に、まず、薬は摂取する時間、何科の薬かで分けて保管する。
僕は100円ショップで購入したプラスチックケースを使用している。
ここまでは多くの方がすでに実践されていると思う。
②小皿の使用
更に使用するのが、この写真右下の小さなプラスチックの皿。
実はこれ、以前買った高級プリンの蓋 笑
1-この皿の上にまず、摂取しなくてはならない全ての薬を一旦すべて出す。
そして、全部出し切った後で、個数・種類が正しいかをもう一度確認する。
2-それから全てを水で流し込む。 笑
一気に 笑 (噎せる 笑)
こうすることで、「あれ、どこまで飲んだっけ...?」という状況を回避できる。
薬の種類が多い場合、飲んでいる内にもう飲んだ薬とまだ飲んでいない薬がどれだったかわからなくなり、焦ったことがある人も多いのではないだろうか。
ご老人やお子さんでも、この方法を使えば誤飲を何もしない場合よりも予防できる。
③僕の誤飲経験(本当に怖い薬の誤飲)
薬の誤飲はとても怖い。
以前医師の処方ミスのせいで、胃薬と強い薬の処方個数が逆になっていたことが有り、
(本来強い薬1に対して、胃薬2だったのだが、逆に処方されてしまった...)入院中に一晩中吐き続け、翌朝診察を受けた際に判明して「血は吐いていないよね?」と確認されて思わず殴りそうになるほど怒りがこみ上げた。
薬の誤飲はこれだけ怖いということだ...💦(;^_^A
僕も、教えていただいてからはずっとこの方法を採用しており、
今のところ安心に薬を飲み続けることが出来ている。
もし、「いいな」と思われた方は、とても簡単な工夫なので是非取り入れてみてください*1
*1:´∀`*