Umi Shirano-ichijiku’s diary

一番好きな花は何ですか? 僕はイチジク(無花果)の花です。 咲いていることが見えないのですが、実の中に花が咲きます。 誰にも見られない所でひっそりと美しい桃色の花を咲かせる、 こんな奥ゆかしい花が眩しいです。

豆乳クリーム(レシピ)

初めて豆乳クリームを作ってみた。

もともと甘いものが大好き。

外食でホイップクリームを食べては発疹が出るが、それでも時々無性に食べたくなる。

「自分でも食べれるクリームが家で作れたら...」そう思って色々探して発見。

乳製品不使用・白砂糖不使用

 

♦材料♦

豆乳       100ml

アガベシロップ  小匙1/2(甘いものが好きな方はもう少しプラスでも)

キビ砂糖     小匙1/2

有機レモン汁   2滴

バニラエッセンス 2滴(アレルギーが有る方は無しでも)

 

♦使用器具♦

電動ホイッパー

ボウル(おすすめはアルミ製)

保冷剤5~6個

大皿1枚

 

♦作り方♦

①アルミ製のボウルに材料をすべて入れて、

 電動ホイッパーで少しもったりするまで泡立てる。

 

②途中、少し持ったりしてきたところで、大皿に保冷剤を置いて、

 その上に材料の入ったアルミのボウルを置いて冷やしながら更に電動ホイッパーで

 泡立てる。

 

③角が立つくらいに泡立ったら、一旦冷蔵庫に5分ほど入れる(入れすぎると

 シャーベットになるので注意!)

 

④冷蔵庫から取り出して、更に泡立てれば完成。

 

♦実際に何回か試してみたのですが、室温などで柔らかくなりやすい難点が有りました

♦そのまま食べても、某社のクリームフラペチーノの様で美味しいです。

♦フルーツと混ぜてクラフィティにしても美味しかったです!

 

改良した際にはまた更新しますね!

ひんやりしたまま食べるのが美味しかったので、夏以降に恋しくなりそうです^^

添加物・保存料なしの調味料

アレルギー体質の僕が気を付ける調味料

 

発疹が出てしまうため、保存料や添加物の入った調味料を避ける必要がある。

市販の調味料は本当にたくさんの添加物が含まれていて、僕にとっては恐怖だ。

ドレッシング、チューブ系のワサビ、しょうが、にんにく等、カレーペースト、豆板醤等ありとあらゆるものに添加物が含まれている。

 

母も一緒に気を付けてくれて今迄見つけてきた調味料をご紹介。

尚、今後もこのページに少しずつ追加してご紹介を続けてゆきたいと思っています。

少しでもご参考になれば幸いです。

 

 

 

柚子胡椒

生産者: フンドーキン醤油株式会社

価格:  340円+税

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▽こちらのリンクからもご確認いただけます

 

豆乳マヨネーズ

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※今後も更新してゆきます。  

喘息とはどんな病気か

喘息はとても身近な病気だ。

だが、実際は良く知られていない病気でもある。

 喘息患者の僕から、簡単に喘息を紹介したいと思う。

 

 

 

喘息とは

慢性的に気管に炎症が起きている病気。

炎症を起こしている気管に刺激が加わることで、発作が起こる。

毎年日本でも約2,000名が喘息によって亡くなっている。

喘息は日本では約450万人が患っており、小児の6%、成人の3%が喘息を抱えているといわれている。

非常に身近な病気では有るが、死に至る可能性が有り、また、成人喘息では完治が難しいなどとても怖い病気である。

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喘息のカテゴリ

喘息は大きく分けて小児喘息成人喘息が有る。

・小児喘息は概ね15歳までに発症し、身体が成長するに従い完治する場合が有る。

・成人喘息は大人になってから発症し、完治は難しい。

・小児喘息が完治しないまま大人になり、難治化してしまうパターンもある。(僕もこのパターンだ)

 

喘息の原因

気道が慢性的に炎症している事で、何かのきっかけで激しく反応し、症状・発作が出てしまうのが喘息。

主な原因として

・アレルギー

・気候

・風邪やインフルエンザなどその他の感染症

疲労

・ストレス

・煙草の煙や埃、大気汚染

・その他(香水、肥満、化粧品成分、寒暖差など)

 

喘息患者の気道の状態

慢性的に炎症している。

何も疾患のない人の気管支が左。喘息で慢性炎症が有る状態が右。

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発作が起こると更に気道が狭くなり、呼吸が困難になる。

 

喘息は、吸うことはできても吐くことができない病気

横隔膜によって空気は自然と肺に入ってくる仕組みになっている。

しかし、吐き出す際に、気管が炎症で細くなっているから上手く空気を吐き出せない。

それにより、ピー、ゼー等の喘鳴を生じたり、炎症に空気が当たって咳が出たりする。

 

喘息発作の出やすい時間帯

夜間~早朝にかけて、副交感神経が優位になるため気管が健康な方でも細くなる。

慢性炎症を持つ喘息患者の気管支はさらに細くなり、呼吸困難になりやすい。

 

喘息発作時の対処法

僕が経験してきたものを紹介する。

・喘息治療薬(吸入)

    医療機関から処方された吸入薬。

    徐々に悪くなってきた時に、ためらわずに使用するよう言われている。

    医師の処方、説明に基づき使用。

 

・クッションを背もたれにして座る

    横になっているのは辛い。

    クッションを背中にあてがっておく、もしくは抱くと少し楽になる。

 

・患部を温める

    僕の場合抹消の気管支の炎症が酷いので、

    肺に近い所(胸部)を湯たんぽやカイロで温める。

    喉の太い気管の炎症が酷い方はそちらを温めても良いと思う。

 

・お湯を飲む

    発作が収まってきたら、ゆっくりお湯を飲むようにしている。

    

・発作が治まったら

    直ぐに横になるとまた発作が出るかもしれない。

    少し高めのクッションにもたれかかったり、楽な姿勢で眠りに戻ろう。

 

・発作が治まらないときは

    喘息は命に係わる。

    ためらわず医療機関へ。夜間外来などに行こう。

    一人暮らしなら、119番も手だ。意識がなくなり、手遅れになる前に。

    ※母から受けた助言。救急車を呼んだら、出来るだけ玄関のカギを開ける。

     救急隊員が直ぐに入れないと、それだけ死のリスクが高くなる。

 

喘息と生きてゆく

喘息は長く向き合って生きてゆく必要のある病気。

身近なのに、理解されにくい病気でもある。

昼間、症状が出ていなくても、昨夜発作で眠れず、外から見る以上に疲労を抱えている場合も有る。

喘息のことを知る人が一人でも増え、喘息患者も自分の身体のことを良く知り、

喘息死を避けて元気な毎日を過ごしていこう。

 

 

 

 

フムス・クラッカー(おやつ)

僕は、昔からアレルギー体質で、添加物や動物性たんぱく質の多くが口にできない。

だから、おやつはほぼ必ず手作りしてきた。

最近のおすすめの1つがフムス・クラッカー。

カリッとした食感が楽しめるライスクラッカー(お米のどんをかためたようなクラッカー)に、フムス(ひよこ豆のペースト。中東料理)を塗って食べる。

 

写真は、KALDIの野菜ライスクラッカーにフムスを塗ったもの。

フムスはひよこ豆が主材料なので、たんぱく質も摂取できる。

最近は手軽に入手出来るようになってきた。

 

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フムス・クラッカー

 ライムギパンに塗っても美味しい。

百十の王

 

子供の頃、ライオンは 「ひゃくじゅうのおう」だと聞いた。

頭の中では長いこと「百十の王」だと思っていた。

沢山(百以上)の動物の中で強いという意味で。

実際「百獣」という漢字だと知ったのは高校生くらいの頃。

―なあんだ、百の獣、なら、百十より少ないじゃないか。

悔しまぎれにそう思った記憶が有る。

 

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北海道 円山動物園のライオン。 子供の頃からいつ見ても寝ている印象が有る。 どんな夢を見るのだろうか。



 

冬の夜空に枝を伸ばす、早咲きの桜

先々週の北海道。

まだ、夜の気温は一桁だった。

それでも、冬の名残の残る冷たい空に、凛と枝を伸ばす桜。

青い光の中で、薄い桃色の花びらが氷の結晶の様に開いていた。

 

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喘息発作。 ― 暗闇の恐怖

急な息切れ。陸地にいるのに、水の中に沈められるように息が出来ない。
止まらない咳。
暗い夜の中でとても不安になる。

―そんな症状を経験したことが有るだろうか?

様々な病気でそのような症状が出ることは有るだろうが、
その病気の一つとして喘息が有る。

実は昨晩も大きな発作が起こった。
布団の中で眠ろうと横になった時だった。
いつも痛む左胸の方が押しつぶされたように苦しくなり、
酸素を求めて、身体が危険を感じ始める。

いつも発作が始まった時には、どこまで悪くなるかわからない。
胸苦しさは深まっていき、布団の中に四つん這いでうずくまる。

喉の奥で、吐ききれなかった息の塊が爆発するように咳が出始める。
一度咳が出ると次から次へとこみ上げて来て、もっと息が出来なくなる。

昨夜は大きな発作だった。
泥沼に沈んでゆくように息がどんどん苦しくなる。

自然に軽くなってゆくことも有るが、
昨日は悪くなる一方で、回復してゆく兆しが見えない。
胸の底の方から、砂嵐の様にザーザーという音がする。

這うようにして鞄の置いてあるところまで行く。
身体を動かすと、咳が止まらない。
鞄の中を掻きまわすように吸入薬を探す。
コの字型の吸入器が指先に触れる。
―助かった
その瞬間に安堵がこみ上げる。
その場でそのまま吸入をして、壁にもたれて目を閉じる。
胸の底からはまだザーザーという音がする。

圧迫されるような痒みや痛みが少しずつ和らいでゆく。

本来もっていたはずの眠気が、暗闇の中で少しずつ戻ってくる。

夜の中に突然舞い降りてくる「死」
本当に、発作が始まる時にはどこまで悪くなるか分からないので、
大きな恐怖が突如目の前に現れる。
苦しい。

吸入薬がなかったらどうなっていただろう。
一人暮らしの僕にとって、意識を手放しても誰も助けてはくれない。
何度か本当に覚悟をしたことが有る。
いつも思うのは「悪くなかった」ということ。
凄く苦しい時、色々起こった人生が走馬灯のように頭を駆け巡ることが有るが、
悲しいこと、苦しいことも有ったが、全部ひっくるめれば「悪くなかった」と思うのだ。
幸い、吸入薬や、家族や友人が側にいたなど色々な幸いが重なって、僕の寿命はまだ切れずにいる。
それだけでも有難い。

喘息は身近な病気だが、息苦しいことを体験したことが無い人にとっては未知の症状だとも思う。
ただ、死ぬ可能性もある病気だということも忘れてはいけないし、
より多くの方に知っていただきたいと思う。

そして、喘息を持病として持っている方も、普段症状が無かったり、軽症でもしっかり治療を継続してゆくことが
突然死や悪化、難治化を避けるためにとても大切だと今一度思っていただきたいと思う。

僕は慢性化、難治化していると医師からも言われている。
毎日の吸入や予防薬の摂取をしているが、それでも週に何度か発作が苦し、眠れないことも有る。
どうすれば良くなるのか、どうすればこうならなかったのか、
物心がついたときには呼吸器に問題を抱えていたので何とも言えないが、
今より症状が軽かった時期も有る。その時に、多少身体に無理をしたのも間違いない。

成人の喘息は完治が難しい。出来ないといってもいい。
どう予防して行くかが重要だ。
そして、それは貴方の自覚と想いにかかっている。

一緒に暗い夜を乗り越えてゆこう。

May all moments is always shining for you. To all beatiful Fig floweres.